結城紬 160亀甲・160十の字 両絣使い 唐花草 (「和楽」2010年1月 100記念号 掲載)
唐花は、一面の絣の中に、見え隠れする様にシャイに表現されている。地落ちの技法を使い、線を表現できる限界の絣織。
繊細な手仕事だが、布の品格が主張すること無く、しかし圧倒的な存在感のある傑作である。